安永良徳は「構造社」の斎藤素巌を尊敬していた。斎藤は東京美術学校の西洋画科を出てイギリスに渡ったが街の至るところにあるすばらしい彫刻を見てロイヤル・アカデミーで彫刻の勉強をはじめたという変わった経歴の人である。
のちに日名子実三らと彫刻だけの創作集団である「構造社」を創設した。安永は昭和六年以来、構造社の会員でひところは池袋の安永のアトリエが構造社の事務所になっていた。
美校を出て「構造社展」にはじめて出品したころの安永のことを斎藤素巌はこう書いている。
「昭和五年九月、当時日本で唯一の在野彫刻家団体・第四回構造社展に安永良徳という新人が参加出品してきた。その作品は、何か地中から発生した生物のような、それまでの彫刻的概念では見当のつきにくいような作品で、受け付けた会員一同が目を見はったものである」
ロンドンに行っても、日本に帰ってきてからもコーヒーを飲む習慣は相変わらずです。校生の頃に今も多分ある天神の裏のほうのベスト電器でコーヒーミルを買ったことを覚えていますから、もう45年ほどになる習慣でしょう。
大学生のころからつい4、5年前までは豆を買って挽くのが飲むより楽しみなくらいだったのですが、嗜好も変わって、味にも鈍感になったものと思われますが豆を粉に轢いたものを買ってきて飲んで、十分に満足するようになっています。
淹れる道具も変化していまして、昔はネルの袋で淹れていましたから袋の管理が難しく、いいかげんにしてるとすぐに風味が悪くなって困ったものですが、いつのころかもう20年以上もなるでしょうか、濾紙で淹れる様になっています。
英国でコーヒーは飲まれるか
ロンドンに行ったら誰でも思うように、紅茶を飲むことが多く、家族も私のためにコーヒーは一応買ってくれていましたが、淹れるのに茶漉しに濾紙をセットするという不自由な方法で数ヶ月やっていました。というのも、ロンドンのスーパーにはコーヒーフィルターが売っていないのです。濾紙を売っているのにフィルターがないというのは非常に不思議ですが、実際そうなんです。
実際にフィルターを買ったのはパリに観光旅行に行ったときで、パリではどのスーパーにもありました。英国でもコーヒーはよく飲まれているように感じますが、このことからも、やはり紅茶ほど一般的ではないと思われます。
そして、フィルターのサイズは、日本では2-4人用のサイズが一般的で、どのスーパーでも売っている濾紙はこれだと思います。ところが、英国でも、欧州でも少なくともパリやブリュッセルではもっと大きなもので、安価な大袋は全てそういうサイズです。
このことから推測するに、日本ではお茶やコーヒーは自分のためかせいぜい夫婦のために淹れますが、英国ではもっと多人数でお茶を飲むことが多いのではないでしょうか。家庭に人を呼ぶことが多いことが関係しているかなと思われます。そして、自分が飲むのは紅茶、大勢集まったときにはコーヒーも出すって感じですかね。
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